好きなキャラから物語を想像するよ
タイトルの通り、今回は"物語を想像してみよう"というのが本筋です。
この記事を読んでいるそこのあなた。あなたにも"好み"というものがあるでしょう。
外見の特徴だったり? 性格だったり? まま色々あります。
ここではそういった好みから、キャラクターを考え、物語を考えてみます。
ちなみにこれは、小説を書くときにも役立つスキルです。
キャラクターの設定を決めて、他のキャラクターとのからみを考えて……。
そういった時にも使えます。
では見ていきましょうか。
↓目次これ。
キャラクターを考えよう
キャラクターを想像するのに細かな設定はいりません。
「こんな喋り方してて……」「片目は隠れてるのがいいよな」
そんな要望の切片とかでもOKです。
ともかく、キャラクターごとの差別化ができればいいんです。
このキャラはここが特徴、といったものですね。
これがあるとキャラに親近感が湧きます。
ついでに"外見の動き"を考えることもできます。
帽子が特徴なら、風で帽子が飛ぶ、みたいな展開も考えられますからね。
キャラの外見って便利です。
そんで必要なのが、会話の癖ですね。
語尾に特徴がある? お嬢様言葉? 一人称は?
そういった点を考えておいて、セリフを作るタネにします。
ちょっと話させてみよう
例を出しましょう。
熱血少年っぽくて、「~なんだ」が口癖で、快活そうな女性にしましょうか。
発想はアークナイツというゲームのキャラ"マトイマル"です。
こういったふうに他作品のキャラから取って全然OKです。
少し戦闘狂なキャラクターですが何を喋らせましょうかね……。
ただ現代ではケンカっ早い気質が似合わないかも。
じゃスポーツさせますか。マラソンとか良さそう。
「はー疲れたあああ。走りすぎたー、水くれ水ー」
「落ち込んでるんだ? 何だよ、らしくねえな。私と走るか? 付き合うぜ」
「元気かー? あー? なんだ、元気かー? 元気ないのかー? ないんだなー?」
おぉ……これは良いキャラだぁ。
仲良い男友達とハイタッチしてて欲しいですね。
ついでにケバブ食べて感動しててほしいですね。ほほえましい光景だぁ。
ちなみにどう考えたかというと、元にしたキャラが言っていたセリフをちょっと変えてたり、こんなこと言ったら面白いかなって思ったりして作りました。
発想が大事なので、最初はモチーフを探しましょう。
慣れたらキャラクターの表情を考えてみたりして。
相手のキャラクターを考えてみると幅が広がります。それは自分でもOK。
物語をちょっと考える
物語の基本は『起承転結』です。
キャラクターが登場して、会話だとか日常が流れる物語までが起と承。
イベントが起きて解決まで(結に解決してもOK)が転、最後にちょっとだけ結。
結では"物語全部の振り返り"が、日常に変化があった後のキャラクターの動きなどを考えられるので、自分で作った割には達成感とワクワクがあってよいです。
とまあ、やってみて分かる面白さがあります。
一人芝居でなく、物語としての一貫した面白さです。
難しそう? いえいえ、キャラクターを考えるだけなら簡単です。
物語にするのは本当に難しいものですが、ね。
まとめに
ここまで書いてきましたが、まとめれば『簡単な妄想のしかた』というところに集約されます!
で、す、が、最後に書いた"物語"、ここまで来たら話は別です。
これは小説の基本ですから、作品になる土台ができたということです。
そこから文字に写すのが難しいのですが、基礎は同じ。
活字を好きになるきっかけにも、参考にしてみてくださいね。